トマトの旬

●今ではトマトは年間を通じて、国内産が出回っています。南北に長い日本ならではありがたいことです。冬と春は熊本、愛知などの温暖地から、初夏には千葉、茨城、栃木産が、真夏には福島や長野からの出荷が増えます。

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●地物の真っ赤なトマトは大空の下のびのびとつくられ、真っ赤に熟して香りが強く、がぶりとかむとすっぱさが口中に広がります。そんなトマトがジュースやケチャップに加工されます。そのほとんどが赤色系トマトです。

●イタリア料理ではホールトマトもよくつかわれます。加工用では日本でも海外でも、手のかからない無支柱の地ばいづくりでのびのびと育てられます。収穫されたトマトはすぐに工場へ運ばれ、新鮮なうちに加工されます。

●かんづめのホールトマトはシチューに便利でイタリア料理を手早く作るのに重宝します。また、トマトを煮て裏ごしして濃縮したものが、トマトピューレです。これにたまねぎや香辛料、食酢などを加えたものがトマトケチャップです。またピューレをさらに煮詰めたものがトマトペーストです。どれもわたしたちの生活にすっかり溶け込んでいます。

●最近では1本のトマトの木から1万数千個も収穫する土を使わない特殊な水耕栽培も行われています。そのような技術により温度や水分を調節したり時期をずらしたりして、一年中出荷できるようになっているのです。トマトはもともと病気にかかりやすく、ひび割れしやすい上、水にも弱い野菜です。雨や泥はねの害を防ぐハウス栽培もさかんに行われています。


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